災害救助や慈善の目的で金銭や品物を寄付すること。
もともとは「義捐」と書いた。

「義援」は「捐」が常用漢字にないために、新聞などで考案した代用表記。

辞書類には「義援」という字で見出し語をたてていないものも多く
                    (意味の部分に補足的に「義援」とも書くという表記が多い)
本来の「義捐」という字を使うべきだという意見も聞く。

しかし「捐」は「捨てる」「取り除く」という意味。いらないもの、余ったものを「ほどこす」というニュアンス。
困っている人が本当に必要としているものを送るという趣旨からすれば
「助けの手を差し伸べる」意味の「援」の方がふさわしいのでは?
「義援」